Link Analyticsの地図可視化を触って見た
はじめに
本記事では、Link Analyticsによる、地図上での2D可視化機能について設定方法をご紹介します。
プロダクト紹介
Link Analyticsは、IoT開発者向けのAlibaba Cloudのデータ分析サービスです。デバイスデータのストレージ、クリーニング、分析、可視化を機能を提供します。可視化に関しては、2Dマップ、3Dモデルなど可視化機能を提供しています。
以下中国サイトのプロダクト紹介リンクです。
環境紹介
Alibaba Cloudの中国サイトです。
Link Analyticsは日本サイトにはリリースしていません。
手順
1.デバイスを定義
2.デバイスの詳細画面に入り、タグを編集します
3.地図上で確認
新規作成時に、データリソースをIoT Platformに選択
表示対象はプロダクト、もしくはデバイスクループ単位で可能です。
データの権限は、読み取り専用と書き込み可2種類選択可能です。
デバイス選択をしたら、地図上にデバイスの位置が現れました
4.色々表現形式を変えてみる
- 地図を衛星図にする可能
- ヒットマップとしても表示可能
5.公開する※ユーザーがIoT Platformにログインせずに、一般のWebページとして参照可能
効果はこんな感じです。
6.上記はデバイス数が少なく、わかりにくいですが、デバイス数を増やすと、下記のようになります。気象観察のセンサーや、シェアリング自転車など、地理上にデバイスを可視化するときに活用できます。
最後に
本件、Link Analyticsによる、地図上での2D可視化機能について設定方法をご紹介しました。
Link Analyticsによる、地図上での2D可視化機能は、上記以外に面白い機能が色々付帯されています。
- デバイスの地理情報をExcelで一括更新
- デバイスの情報をセンサーデータとして更新
- 特定の範囲からであたらアラームをあげる(GEO Fencing)
- ルート追跡
総じていえば、位置データさえあれば、地図上への表現はLink Analyticsへ任せることができます。ご参考に頂ければ幸いです。