サポートセンターFAQ ~ ECS編 その2 制限事項 ~
はじめに
本記事では、サポートセンターに寄せられるECS関連のご質問の中から、よくあるものをご紹介いたします。
今回はECSの制限に関するFAQです 皆様のAlibaba Cloud ご利用の一助となれば幸いです。
Q : 従量課金ECSインスタンスが作成できません。
Answer
ECS(従量課金)の1アカウントの保持数の上限を超えてECS(従量課金)を作成することはできません。 コンソールにて保持しているECS(従量課金)数を確認し、不要なECS(従量課金)を削除してください。 また、ECS(サブスクリプション)には1アカウント毎の保持数の上限がありませんので、ECS(サブスクリプション)のご利用もご検討いただけますと幸いです。
※2018年9月時点では、1アカウントのECS(従量課金)の保持数上限は50vCPUまでとなっております。
Q : 従量課金ECSインスタンスの保持上限数を上げたいです。
Answer
2018年9月時点では、1アカウントのECS(従量課金)の保持数上限は50vCPUまでとなっております。
上限の引き上げが必要な場合がございましたら、チケットから起票してください。 チケットを受領後、審査させていただいた上で上限値を変更いたします。詳細は参考ドキュメントをご参照ください。
参考ドキュメント:制限事項
Q : コンソール上でECSのパブリックIPの帯域幅は変更できますか。
Answer
パブリックIPをEIPに変更することで最大200Mbpsまで帯域幅の変更が可能になります。 ECSコンソールで対象のECSインスタンスの「詳細」から「パブリックIPからEIPに変換」を選択することで、 パブリックIPのIPアドレスを引き継いでEIPへ変更されます。 EIP作成後は、EIP単体としても保持時間、トラフィックにより課金が発生しますのでご注意ください。
※2018年9月時点では、ECSにバインドされているEIPにつきましては、EIP単体としての保持料金は発生せず、トラフィックに対してのみ従量課金となります。
参考ドキュメント:EIPの帯域幅を変更
Q : 25番ポートを使用してECS上にメールサ―バーを構築できますか。
Answer
Alibaba Cloudで提供するIPアドレスからのメール送信品質を強化するため、25番ポートから直接メールを送信することはできません。また、ECS インスタンスには、汎用的なメールサーバー(MTA)を構築することはできません。 しかし、第三者の SMTP メール送信サービスを利用する場合で他のポート(465番、587番)で代替できない場合に限り 25 番ポートの解除申請が可能です。
参考ドキュメント:ECS で SMTP(25番ポート)を使用する際の注意事項